2005/7/2 土曜日

【kikuyoooコラム】Wrestler vs Wrestler、どっちが強い!?

レスラー(以下:Wrestlerとする)には2タイプ存在する。つまるところ、アマwrestlerとプロwrestlerだ。
「普通に考えたらプロは金もらってるんだから、プロの方が強いだろう。それが資本主義の流れだ。」と思う読者もいることだろう。確かに私自身、そのように考えていた、ある一言を聞くまでは。。。

「アマレスこそ最強の格闘技だ!!」この一言を聞いた時の衝撃は今でも忘れられず、私の脳裏に残っている。アマレスが最強か否かはさておき、プロレスよりも強いという彼の主張に私は驚かされたのである。

何でも彼がいうことには、「アマレス出身のプロwrestlerは多い。それは、アマレスの基礎がプロレスで必須となっているから」だそうだ。たしかに、それを否定することは、ムネオハウスが善だと主張することくらい難しい。

ただ、それだけでは、アマがプロを上回る理由にはならない。それであれば、強いアマがプロになればいいだけの話である、と考えてしまうだろう。

ここで論点について述べる。「プロレスはスポーツか、興行か」ということである。コアなプロレスファンは「スポーツに決まっとる!!」と憤慨するだろう。しかし、現実にプロレスがスポーツである、と主張する十分な理由は、私が聞いた限りは存在していない、私を含め大多数の人たちは、プロレスは興行であり、showであると捉えていることだろう。

showである以上、暗黙の了解があるし、守らなくてはいけないルールもあるだろう。それはシンプルに「強い」を追求することと相反することにもなり得る。また、興行である以上、彼らは年間を通じてほぼ毎日、ダメージダウンのためのトレーニングに勤しまなければならない。ケガをして離脱したら、その時点で彼らには収入がなくなるからである。彼らがもっとも重くをおくことが、正にこの「ダメージダウン」なのである。

そのように考えると、プロwrestlerとして活動していくことと、最強を追求することが一致するとは考えにくい。

一方でアマレスはひたすら勝利を追及する。もちろん真剣勝負であるし、勝つ確率が最も高くなるトレーニングを積む。トレーニングの最適性という点でも、アマwrestlerはプロwrestlerを出し抜くだろう。

またプロレスの成功とアマレスの成功は異なる。プロレスのゴールは「一部の団体内で人気を得て興行を続けることである」ことである一方で、アマレスのゴールは、スポーツ種目としての「日本一」「世界一」である。

このように考えると、「アマwrestlerがプロwrestlerよりも強い」という主張もあながち間違いではない、と考えることも自然なことではなかろうか。