2005/7/31 日曜日

第87回全国高校野球選手権大会、愛工大名電、天理、日大三など5代表決まる:7月30日の試合結果

第87回全国高校野球の都道府県大会は30日、新たに5代表が決まった。愛知では今春センバツ優勝の愛工大名電が豊田大谷に快勝し、2年ぶり7回目の出場を果たした。センバツ8強の天理(奈良)や、日大三(西東京)は3年連続の代表。京都でも京都外大西が昨年に続く7回目の出場を決めた。一方、静岡では静清工が春夏通じて初めて甲子園に勝ち進んだ。残る山口は31日に決勝が予定されており、代表49校が出そろう。

西東京▽決勝
・神宮球場
000000101=2 明大中野八王子
00100912×=13 日大三
(明)堀、伊藤、江川-長瀬
(日)大越-桑田
▽本塁打 多田(日)小町(明)
(日大三は3年連続12回目)

静岡▽決勝
・草薙球場
100000002=3 富士宮北
00003001×=4 静清工
(富)佐野雄-後藤康
(静)前川、伊藤-河原崎勝
▽本塁打 上林(静)
(静清工は初出場)
○… 静清工が春、夏通じて初の甲子園出場を決めた。決勝の相手は、静岡県内屈指の左腕投手、佐野を擁し、ノーシードで勝ち上がった富士宮北。先制され嫌なムードだったが五回、主将の具志の2点適時打などで3点を奪い、流れを引き寄せた。念願の甲子園出場に金城成久監督は「持ち味の粘り強い野球で大会に臨みたい」と満足げに話した。

愛知▽決勝
・ナゴヤドーム
012040002=9 愛工大名電
000000000=0 豊田大谷
(愛)斉賀、森本、十亀-井坂、小沢
(豊)今村、三浦-井上、倉田
▽本塁打 堂上(愛)
(愛工大名電は2年ぶり7回目)
○… 準決勝に続き初めてナゴヤドームで行われた愛知大会決勝は、センバツ優勝の愛工大名電がノーシードから勝ち上がってきた豊田大谷を攻守に圧倒した。持ち前のバントと機動力を生かした攻めで主導権を握り、五回には主砲・堂上が豪快に左越え3ランを放つなど一挙4点。エースの斉賀は7四死球と制球に苦しみながらも七回までノーヒットに抑える好投を見せた。会心のゲームに倉野光生監督は「春夏連覇を目指します」と、2万6000人の観衆の前で力強く宣言した。

京都▽決勝
・西京極球場
001000200=3 京都外大西
020000000=2 乙訓
(京)北岡、本田-南本
(乙)峯-家垣
(京都外大西は2年連続7回目)
○… 京都外大西は七回、2死から敵失と四死球で満塁とし、南本の適時二塁打で逆転。成長著しい1年生右腕の本田が五回途中から登板し、8三振を奪う見事な投球を見せ、今大会を最後に勇退する65歳の三原監督に2年連続の夏の甲子園出場をプレゼントした。「本田は、球の出所が見えにくい最高の投手」と、普段は辛口の三原監督も興奮気味だった。

奈良▽決勝
・奈良県立橿原球場
001101202=7 天理
100000001=2 広陵
(天)小倉-橋間
(広)前田、野嶌-吉田
▽本塁打 藤原(天)
(天理は3年連続22回目)
○… ノーシードから勝ち上がった天理が、春夏連続出場を決めた。今大会は1回戦でいきなり智弁学園と対戦するなど、気の抜けない試合の連続。その智弁学園戦で自打球を顔に当て骨折した真井は「もう、この夏はダメかと思った」と振り返るが、けがを押して3回戦から再出場。決勝で広陵に快勝した森川監督は「真井には悪いが、あれでチームが引き締まりました」。

★きょうから甲子園練習 8月6日の第87回全国高校野球選手権大会開幕を前に、31日から甲子園練習が始まる。
初日は午前9時から、智弁和歌山をトップに、旭川工、丸亀城西、鳥取西の4校が登場。30分の持ち時間で、それぞれが工夫した公開練習を繰り広げる。

毎日新聞 2005年7月30日 20時17分 (最終更新時間 7月30日 22時11分)

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